Question

「借金なしで(収支内で)暮らす、分相応に暮らす」という意味で make both ends meet という熟語がありますね。

 It was not easy for him to make both ends meet in Japan.
 (彼にとって日本で借金なしで暮らすのは容易ではなかった)

このends は、私は「収入」と「支出」で、収支をまかなう、収支をつぐなう、という意味にとっていたのですが、ある辞書に、このends は「月末」と「月初め」とありました。これはどういう意味なのでしょうか? 月末が先にきているということもちょっとひっかかるのですが、これは例えば、4月30日と5月1日というように先月の末と今月初めのような意味でしょうか? 
それとも、単に1ヶ月の月初めと月末でその1ヶ月をまかなっていくというような意味でしょうか? 
ご教示頂けましたら幸いです。

Answer
make (both) ends meet は「(家計の)帳尻を合わせる」「赤字を出さずに暮らす」 という意味です。
この表現の由来はいくつか説があるようですが,英語を母国語とする人々の大半は以下のように理解しているようです:

ends は収入と支出を棒グラフで表した場合の「端」のことで,meetは「互いがぴったり合う」だから,make (both) ends meet で「収入と支出の端が合うようにする」という意味。
    
 収入 _____________________|←end
   
 支出 _____________________|←end

       金額 →

日本語の表現がその由来に諸説あるものが多いのと同様,英語の言い回しにも由来が定かでないものはたくさんあります。



Question

日本語で良く使われる?
『ええっと』、とか
『あのー』、とか
『そのー』、とかは、

英語をしゃべってる人はどういう言葉で言ってるのでしょうか?
英会話のテープとかは完ぺきな会話なので出てきませんが、、。

Answer
すぐにことばが出てこない時の(時間稼ぎの)表現は,Umm ... とか Humm ... とか,Well ... ということばを使います。

また,思案中ですぐに答えられない時の(時間稼ぎの)表現は,Let me see. とか Let's see. といったことばを使います。



Question

質問ですが、基本動詞についてです。

 Let's get going. (出かけましょう)
 Let's get started.(はじめましょう)

"get"の次に〜ingだったり、過去分詞だったりして文法的によく分かりません。また、上の"get"は"get married"や"get tired"と同じ使い方なのでしょうか?

辞書で"get"を調べると、いっぱいありすぎて逆に混乱してしまいました。これは、"take"や"give"など他の基本動詞についても同様ですが、やはり、辞書の例文を丹念に理解するしかないのでしょうか?それとも、私のAll in Oneの理解度が足りないのでしょうか?基本動詞習得についてのアドバイスをいただけたら、幸甚です。

Answer
ご質問の getは全て「(ある状態)に至る」「(ある状態)になる」という意味です。

 get tired  「疲れている状態に至る」→「疲れる」
 get married「結婚した状態に至る」 →「結婚する」
 get going 「進んでいる状態に至る」→「進む」「出発する」「行動を始める」
 get started「始まった状態に至る」 →「行動を始める」

get の後に形容詞を置く場合は比較的自由に形容詞(例:sick, cold, dark, tired, excited など)を選べますが,get の後に過去分詞(tired や excited など形容詞化しているものを除く)を置く場合や特に現在分詞(〜ing)を置く場合は自由に表現を作ることはできません。get going (= get moving), get started などはいわば特殊な例ですから熟語表現としてそのまま覚えておくべ
きです。

 Let's go.(さあ行こう)
 Let's get going.(じゃあ行くか)

 Let's begin.(さあ始めよう)
 Let's get started.(始めようか)

上記各組は,きれいに訳し分けができるほどの意味の差はありませんが,「get ...」の方が字数をかけている分だけ緊迫感にかけます。

take, get, make, have などの基本動詞の使い方(=語法)は,ALL IN ONE で基本的なことはだいたい身につくと思います。あとは英文中で「あれっ?」と思った使い方がされているものをこまめに辞書で確認することが必要でしょうね。

基本動詞の使い方に関しては語学書がたくさん出ているので,使いやすそうなものを選んで一読し,全体的なイメージをつかんでおくのもよいと思います。



Question

no more than = only , not more than = at most と書き換えられると学校では習いますが、これは正しいのでしょうか?

また、 no less than = as much as , not less than = at least と習いますが、これも正しいのでしょうか?

Answer
 (a) no more than ... = not more than ...
 (b) no less than ... = not less than ...

英語を母国語とする人達は上記の見なし方をしているようです。

(a)は 「…かそれ以下(でしかない)」 という意味,
(b)は 「…かそれ以上(も)」 という意味です。


しかし多くの受験参考書や大学入試問題では以下が「正しい知識」とされているようです。

 no more than ...  = only (…しか)
 not more than ... = at most(せいぜい)
 no less than ...  = as much as (…も)
 not less than    = at least(少なくとも)

この点について3人のネイティブに尋ねたところいずれも「そのような区別は当てはまらない。no more than と not more than ,no less than と not less than の間に差異はない」という回答でした。

私(井上)自身の経験から言うと,no more than ...と no less than ...は結構よく見かけますが,not more than ...と not less than ...はほとんど見かけません。

ですから,英語学習者は,no more than ...と no less than ...をきちんと覚えるだけでよいのであり,参考書が指摘するような区別を覚える必要は全くないし,これを試験の問題にするのは適切さを欠くと思います。

ちなみに,not を使うのは no を使った表現より formal か,もしくは否定を強調しているかのどちらかです。ここで言う「否定を強調している」とは以下のようなケースのことです:

 A: "It's more than a mile to the sea."
 B: "No, it's not more than a mile. It's only half a mile."

 A:「海までは1マイル以上あるよね」
 B:「いえいえ,1マイル以上はないです。0.5マイルしかありませんよ」
 * not が強く発音されます。



Question

さっそくですが,次の文の turned の使い方について質問させてください。

 He turned professional at the age of 17.
 (彼は17歳でプロになった。)

ここでの「なった」は became としてもよいでしょうか。もしそうなら,turned と became のどちらがより自然ですか? また,理由は何故でしょうか。


Answer
became に置き換えても全く問題ありません。
どちらが自然かという問題ではなく,使う状況の問題です。

turned はアマチュアからプロに 「転向した」 というニュアンスです。「転向」 に重点が置かれています。turn は元々 「変わる」 という意味ですから。

一方,became は単に 「プロになった」 という事実を述べた表現です。



Question

「値段は,税込みで,1980円です。」 という場合,「税込みで」は including tax とするのか,including the tax とするのか,どちらが適当でしょうか。

 (a) The price is 1,980 yen, including tax.

 (b) The price is 1,980 yen, including the tax.


Answer
(a)の方が自然です。この文の tax には the をつけません。

including tax なら「税込みで」という感じで,tax(税)が漠然としていて,どんな税かを意識することはありませんが,including the tax とすると 「(その)税が入って」 という感じで,何か特定の税を意識させます。

ここでは,「税抜き」か「税込み」かが問題なのであって,何か特定の税を意識する必要はないので,the をつけない方が自然です。



Question
push の第5文型の用法で push ... open (…を押して開ける)というのがあるそうなのですが,これが push open ... としてもよいそうなのですがその理由がわかりません。英語の先生によるとこれは "push+目的語+補語" の補語が倒置で "push+補語+目的語" となったのだと教わりましたが,何故わざわざそんな語順にするのかについては聞けませんでした。これはそういうものとして覚えるしかないのでしょうか。

Answer

確かに,push ... open という表現は第5文型に分類できます。

 (1) He pushed the door open. (彼はドアを押して開けた)
    S    V     O    C

  * open は形容詞です。


また,これを以下のように言い換えることができるのも事実です。

 (2) He pushed open the door.


ただし,これを 「S V C O」という語順の倒置と考えるのはいかがなものでしょうか。おっしゃるとおり,O と C を逆にする理由が見あたらないのです。

むしろ (2) では open が動詞の感覚で使われていると考えた方がしっくりいきます。

  He  pushed  (to) open  the door.
  彼は  押した  そして開けた  ドアを

  * pushed と open の両方の目的語が the door です。


「Vしに行く[来る]」 という場合の表現である 「go [come] to Vの原形」 は口語ではよく 「go [come] Vの原形」 とします。

  I'll go get the newspaper.
  (新聞を取ってきてあげるよ)

  I went get my new passport this morning.
  (今朝,新しいパスポートをもらいに行った)


この感覚が push open ... にも持ち込まれているという気がします。ですから,同様に,push ... shut(…を押して閉める)(* shut は過去分詞)を push shut ...(* shut は動詞)とすることも可能なわけです。

  I grabbed him by the arm, pulled him inside, and
  pushed shut the door.
  (私は彼の腕をつかんで中に引きずり込んだ。そしてドアを押して閉めた)



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