| Question 冠詞の使い方がわからなくていつも困っています。教えてください。 Answer では,大まかな解説をしたいと思います。今回は手始めに、「可算名詞の単数形に a をつけるか the をつけるかどちらにするか」という問題を扱います。 (1) ((友達との会話で))じゃあ、駅で3時半に会おう。 この場合の、駅は station か a station か the station のどれが適切ですか? 正解は、the station です。 station は数えられる名詞(=可算名詞)です。数えられる名詞は必ず a か the か -s をつけるものだと覚えておきましょう。 a station では、「(いろいろ存在する中の)ある駅」という意味になり、どこの駅を指しているのかわかりません。 the station は 「唯一の駅」「1つしか存在しない駅」「1つに絞られる駅」という意味なので、この会話の当事者同士の間で共通理解から数ある中の駅から1つと絞られる(いつも待ち合わせをしている)「JRの○×駅」ということになります。 (2) ((デパートで))あのー、すみません。靴売場は何階ですか? この場合の靴売場は a shoe department か the shoe department のどちらですか? 正解は the shoe department です。 the をつけることで、「このデパートに1つだけある靴売場はどこですか?」 「ここで靴売場と言えば1つに絞られると思いますが、それはどこですか?」というメッセージを相手に投げかけているわけです。 (3) 日本(代表)チームは監督人事で揺れている。 日本代表チームは1つしかないので、the Japan team とします。 Japan team としないように。 (4) 昨年の地震で、家の壁にひびが入ったのです。 この地震が国内でニュースになるような、相手が「ああ、あの地震のことだな」とわかる状況なら1つに絞られるので、the earthquake last year (last year は the earthquake を修飾)とします。一方、相手が例えば外国人で予備知識がない人であれば「ある1つの地震で」という意味を伝えるにとどまるので、an earthquake last year とします。 (5) サルが木から落ちるのを見た。 ここでは単に「ある(一匹の)サルが落ちた」というのことなので a monkey とします。 但し、話し手が、さきほどから一匹のサルをずっと眺めていて、その眺めていた(=一匹に絞られた)サルが木から落ちたのだ、と言いたい場合は the monkey にします。例題の日本語からはこの意味にはとりづらいですね。 また、この木が「さっきから眺めていた木」などと、1つに絞られていて多少の重要性をおびている木であれば the tree としますが、「ふとある木を見たらそこにいたサルが落っこちた」という何気ない木であれば a tree とします。ここではどちらも可能ですが、後者(a tree)の方がよりしっくりきます。 ======== まとめると ======== <1> 常識、共通知識、話の前後関係から、1つしかない、1つに絞られる場合は the をつける。 <2> the を 「その〜」として固定化した訳で考えるのはやめること。 <3> (いくつか存在する中の)単にある(1つ)の、という場合は a をつける。 |
|
【推薦書】 冠詞の知識をより実践的に深める演習形式の参考書です。これまでの英語文法参考書では決して得られない 「詳しく深い知識」 が身に付くことを保証します。 ↓ ![]() |
|
【CONTENTS】 ← トップページに戻る| このサイトについて| 英語学習法 | 英文法と語法 | 英語の表現 |英語の冠詞 | 英語学習コラム| 英語学習Q&Aメルマガ | 英語無料テスト | 英語学習教材| 英単語・英熟語・英文法の教材| 速読用リーディング教材| 四字熟語の英語翻訳辞典 | 和製英語の英語翻訳辞典| TOEIC, 英検, 受験英語情報 | 現代英語の基本英単語2000 | TOEIC でよく出る英単語 | 受験英語でよく出る英単語| 受験英語でよく出る英熟語・構文 | 東京大学でよく出る英単語| TOEIC と 英検の相関関係| 英検2級二次合格の心構え| 英検準1級二次合格の心構え| 試験によく出る不可算名詞| ビジネス英語&TOEICの必須英単語| 英語の例文集 | TOEICサイト| TOEFLサイト| 英検(2級、準1級)サイト | 国連英検サイト| 英会話学習サイト| 英文法サイト| 受験英語サイト| 英語学習全般サイト| 英語のニュース | 英語学習コミュニティサイト| 英会話スクール| 通訳 & 翻訳スクール|| 通訳ガイド & スクール| 英語学習用ソフト| 英語学習メルマガ|英語のリスニング |